煙を求めて幾千里

蒸気機関車を追いかけることに夢中だった青春時代。 その後の長い長い休眠期間を経て、復活した蒸気機関車を再び追いかけ始めました。自然の中を走りぬけていく姿が好きです。

青春の残像 



夕陽を浴びてカメラ手にポーズ
都城駅 昭和48年12月26日撮影


昭和48年4月、晴れて高校へ入学し、念願だった一眼レフカメラを手に入れました。一歩大人へと近づき、と学校が休みになるたび蒸気機関車を求めて九州へ出かけます。また最後の年となった中央西線関西本線などへも足蹴く通い、振り返ってみればこの一年が蒸気機関車を撮影していた中で、一番充実していた時だったのではないかと思っています。画像の方はそんな高校一年生、青春真っ只中の自分がそこにいます。
あれから44年、馬齢を重ねるばかりですが蒸気機関車への熱い想いだけは当時のまま、気がつけば還暦となってしまう自分がまたここにいるのです。

雨の停車場 



淡い蒸気を残し、夜桜列車は静かに去っていく
大井川鐵道 平成29年4月1日撮影

春の陽光 



硬い茶葉が新緑に覆われるのはもうすぐ
大井川鐵道 平成29年3月11日撮影

霜止出苗 



どこまでも広がる会津盆地の早苗田
只見線 平成28年5月28日撮影

夏草の鉄路 



気温が上がり、煙は完全燃焼
只見線 平成28年5月28日撮影


昨年のSL只見線新緑号、その名の通りの舞台の中をやってきました。今年の運転も楽しみです。

桜日和 



落花盛んな桜の並木にC11はぶらさがりで突入
大井川鐵道 平成29年4月16日撮影


ここからの本命は家山駅の発車。好天だったこの日、午後からは遅くなるほど光線が厳しくなるためこの列車を狙うことにします。桜の景色を眺めつつ、C11に煙はあるのか、はたまた煙はどこまで続いてくれるだろうかなどと思いを巡らせ、万全の態勢で待つこと一時間。やがて発車時間となりましたが、何故かその時まで前回のことは全く頭にないのです。駅からの汽笛がポーではなくピーと聞こえて、はっとしました。
JRさわやかウォーキング臨時SL列車復路でのお粗末な顛末。

桜の風情 



風が吹きハラハラと舞う
大井川鐵道 平成29年4月16日撮影

名残桜 



ひっそりとしたホームは春の盛り
大井川鐵道 平成29年4月16日撮影

春瞬景 (3) 



春の陽気となった中、C11227は夏煙を伴い足早に通過
大井川鐵道 平成29年4月16日撮影

C11お別れの日 



天候に恵まれたこの日、地元の人にとってはまるでお祭りのよう
樽見線 昭和47年4月16日撮影


C11が重連で走っていたとはいえ、当時はそれほど注目を浴びていなかった樽見線。さよなら運転が行われるという記事が新聞に載ったこと、客車二両を連結した混合列車となったことなどから、SLファンだけでなく多くの家族連れが訪れていたこの日でした。もう45年も前となった今日の出来事です。

春紅葉 



色合い豊かな春の山、緑色のC56は新緑に溶け込む
大井川鐵道 平成22年4月10日撮影


当時は来ればがっかりだったC56のタイ仕様、見ることができなくなればなったで何かしら懐かさを感じたりするのはこれ如何に。さてさて桜が散れば次は新緑本番。

田植えの季節 



新緑が萌え、水田一番輝く時
山口線 平成27年5月2日撮影


眩しいばかりの水田の上を泳ぐように走っていく汽車、赤屋根集落を抜け奥のトンネルに入ればもうそこは島根県。こんな景色を眺められるからこそ、俯瞰をやめることができないのです。

三笠駅の日常 



本線では岩見沢へ向かうD51が待機、枝線では炭鉱から9600が下ってくる
幌内線 昭和50年3月28日撮影


駅から分岐する盲腸線で幌内炭鉱の石炭をピストン輸送していた9600。踏切上では炭鉱から到着した9600から鉄道員がタブレットを受け取ろうとしており、左手には旗を持つ踏切警手、中央奥には9600がこの後向かう給水塔も見えます。
三笠駅で繰り広げられていたいつもの光景。

春瞬景 (2) 



清楚な花咲く彼岸桜
大井川鐵道 平成29年4月1日撮影

桜一本道 



C56は鉄橋を渡ってトンネルへ突入
大井川鐵道 平成29年4月2日撮影

夜の帳が下りる頃 



家山駅で乗客を降ろした汽車は発車の時を静かに待つ
大井川鐵道 平成29年4月1日撮影


この日限定だった「お花見夜桜SL列車」ですが、桜はほとんど開花しておらず残念ながら汽車との組み合わせは叶いません。更にもう一つの残念だったのはこの後。てっきりさくら号のようにバックで新金谷へ戻っていくものとばかり思っていたのですが、意表をつかれた千頭方向への発車。爆煙を撮り損ねました。

春瞬景 



清楚な花咲く彼岸桜
大井川鐵道 平成29年4月1日撮影

春雨 



満開桜はしっとりと、白煙にはうっとりと
大井川鐵道 平成22年3月28日撮影


どう桜を配するのか、あれこれ考えるも結局は平凡な構図に。それにしても今年の桜開花の遅いこと。

石舞台 



新緑屏風とC56を河原桟敷から観覧
大井川鐵道 平成29年3月25日撮影

春色の汽車 



柔らかな陽光溢れる日
大井川鐵道 平成24年4月8日撮影