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煙を求めて幾千里

蒸気機関車を追いかけることに夢中だった青春時代。 その後の長い長い休眠期間を経て、復活した蒸気機関車を再び追いかけ始めました。自然の中を走りぬけていく姿が好きです。

山間の急行 



山影から突然姿を現したのはC5765が牽引する「日南3号」
日豊本線 昭和49年3月19日撮影

春の陽気 



陽炎に揺れる梅街道風景
大井川鐵道 平成24年3月11日撮影

大淀川橋梁 



茶色の中に青色一両だけが混ざり込むC57客車列車
日豊本線 昭和49年3月17日撮影

香春岳遠望 



石灰石を産出する香春岳を背に、石灰石を運搬するキューロクが二両
田川線 昭和49年3月16日撮影


石灰石を産出する香春岳を背に、石灰石を運搬・・・というと、いかにもこのキューロクが香春岳産の石灰石を運搬しているようにみえますが、そうではありません。当時香春岳の麓には日本セメント香春工場はありましたが、工場隣接の香春駅を発車する貨物列車の行先はこちら側ではなく、香春岳向こう側の東小倉や門司(操)方面。キューロクが牽くこの列車の始発は後藤寺線船尾ですので、運搬している石灰石は船尾駅に隣接する麻生セメント田川工場産ということになるのです。

冬の茶園 



刈り込まれた堅い茶葉は春をじっと待つ
大井川鐵道 平成24年1月28日撮影

夜のしじま 



人々が眠りにつく頃、機関区ではD51が次の仕業を静かに待つ
追分機関区 昭和50年3月27日撮影

夜明けの発車 



早朝5時9分、日中線の熱塩駅を目指し会津若松駅を発つ混621レ
磐越西線 昭和49年8月25日撮影


当時の時刻表を見ると、上野発会津若松方面行きの定期夜行急行列車は「ばんだい6号」の一本のみ。この頃は会津のC11を撮影するため、多くの人が「ばんだい6号」を利用していたことでしょう。その「ばんだい6号」ですが会津若松駅の到着は5時12分、この混621レの発車時間には3分だけですが間に合いません。ということで会津撮影初日となるこの日は、それ以外の夜行列車でやって来ていたことになります。この日運行されていた夏の季節臨時夜行は三本あり、混621レ発車前に到着できるのは4時23分着の「ばんだい53号」と5時00分着の「ばんだい5号」の二本。この日の日の出時刻は5時6分、まだ薄暗いホームでこの列車をバルブ撮影していたところをみると、一番早く到着する「ばんだい53号」で来ていたのでしょう。

出発の光景 



発車するD51を駅の構内はずれで待つ
紀勢本線 昭和48年6月10日撮影

雪晴れ 



雪景色の中で眺めるC56160サイドビュー
北陸本線 平成24年2月12日撮影

日向路の春 



菜の花が咲く里の春景色
日豊本線 昭和49年3月20日撮影

咆哮 



朝日を受けて迫り来るD51の雄姿
夕張線 昭和50年3月27撮影

冬の大井川 



眩しい川面の向こう白煙流れる
大井川鐵道 平成27年12月29日撮影

厳寒の地 



葦原広がるシラルトロ沼から強風が吹きつける日
釧網本線 令和2年2月9日撮影


ちょうど1年前のこの日、道東地方の朝は氷点下20℃まで冷え込み、釧路湿原では風も吹き荒んでいました。ここシラルトロ沼では湖畔に立てていた三脚がカメラを乗せていても危うく転倒してしまう程の風でしたが、果たして体感温度としてはいかばかりだったのでしょうか。三脚に乗っていたカメラは10年以上使用している古老で、バッテリーはといえば当初のまま。そんな厳寒の地に1時間以上も放置していればそうなってしまうのは当然のことだったのかもしれません。フル充電はしていたもののこのシャッタ-を切った後にあえなくシャットダウン。最近のカメラは過酷な状況でも十分耐えられるようになってきてはいますが、さすがにバッテリーだけは古くてはどうしようもありません。

C12混合列車 



夏空の下をやってきたC12241牽引の混126レは貨車なしで客車2両のみ
高森線 昭和48年8月8日撮影


C12の原型にはデフレクターはついていませんが、現役当時199号機は唯一取り付けられているということで異彩を放っていました。一方この241号機は現役時には当然デフレクターなしでしたが、廃車後になって高森駅前で保存される際に取り付けられたようです。C5765の門鉄デフを切り詰めたものが取りけられたようですが、どんな理由があってそんな風になってしまったのでしょうか。中途半端なその姿を見ているともう言葉もありません。昨年NPO法人「汽車倶楽部」に譲渡されたというC12241、現在保存に向けて整備中のようですので、それを機会に是非当時の姿に戻ってほしいものです。

滴水成氷 



田んぼの土も凍りつく冷たい北風が吹く日
北陸本線 平成20年2月9日撮影

小雪舞う日 



柘植を発車したD51は峠を目指す
関西本線 昭和48年3月25日撮影

混合列車の旅 



小さな駅で貨車の引き出しに忙しいC11
日中線 昭和49年8月28日撮影


会津村松駅はずれでのことでした。線路端で待っていると、駅へ到着したC11は二両の客車を切り離すと単機でここまでやってきて停止、その後バックで側線の方へと戻っていきしばらくして数両の貨車を牽き出してきます。これはちょうどその時、三両ほどの貨車を牽き出してきた場面です。目前で停止したC11は、今度は貨車を逆推進して客車が待っているホームへと戻っていきます。ホームに取り残されている客車の中では出発を気長に待つ乗客。何とものんびりとした混合列車の旅でした。

白煙立つ 



冬枯れの河畔にあがったのはC11の小さな煙
大井川鐵道 平成22年1月17日撮影

D51荷物列車 



三両の短い編成はタンク機でなくてもローカル色たっぷり
関西本線 昭和48年3月25日撮影

釧路湿原を往く 



湿原のあちらこちらでは灌木が生い茂る
釧網本線 令和2年2月9日撮影


このコロナ禍の中ではありますが、予定通り今年も「SL冬の湿原号」が走り始めました。撮影に出かけることはできませんが、まずは走ってくれるということを喜びたいと思います。