煙を求めて幾千里

蒸気機関車を追いかけることに夢中だった青春時代。 その後の長い長い休眠期間を経て、復活した蒸気機関車を再び追いかけ始めました。自然の中を走りぬけていく姿が好きです。

水豊かな山里 



新緑映る只見川と青空映る水田
只見線 平成29年5月18日撮影


お気に入りの農村集落風景ですが、残念ながら何度来ても棚引く煙を見ることができません。

春農繁期 



水を張られた水田では田植え真っ盛り
只見線 平成29年5月18日撮影

湖畔集落 



赤屋根や青屋根が寄り添う山間集落の佇まい
只見線 平成29年5月18日撮影


湖面に浮かぶような昔ながらの集落風景、眺めていると心が洗われます。汽車が去り往くまで、至福のひと時を喜三郎さんと過ごすことができました。

山桜点景 



新緑萌えだす峠道を往く(許可を得て撮影)
釜石線 平成29年5月4日撮影

午後のひと時 



がらんとした階段で下り列車の通過を眺める
北陸本線 平成29年5月14日撮影

春物語 



野に咲くタンポポ汽車を見送る
釜石線 平成29年5月6日撮影

C58バックビュー 



木立の中をくろがね駆け抜ける
釜石線 平成29年5月3日撮影


少し離れて多くの人が駅発車を待つ中、一人だけ寝ころびカメラは反対方向を向いています。監視中のJR職員も怪訝な様子ですが、自分にとってはこれがいいのです。

遠野郷 



小雨に煙る民話の里を往く
釜石線 平成29年5月6日撮影

里の春 



田起こし終えた水田、水が入るのは近い
釜石線 平成29年5月3日撮影

春競演 



桜や新緑、春色賑やかな庭先風景(許可を得て撮影)
釜石線 平成29年5月6日撮影


この家の方の案内で桜咲く庭園内を散策していると、石造りの古い橋脚を指差して、昔はこちら側に線路が敷かれていたと一生懸命話をされます。線路際のこの小山、山全体が庭になっていました。

枝垂れ一本桜 



SL銀河もこんな時は脇役
釜石線 平成29年5月4日撮影

どんど晴れ 



満開一本桜と冠雪の岩手山を遠望
釜石線 平成29年5月3日撮影


初めての釜石線、五月晴れの空に映える岩手山を見てしまうと、やはりここを一発目の場所とせざるを得ません。待つことしばし、突然田んぼへの侵入者があるものの、いかにも距離がありすぎるためじっと耐えます。最終的には爆煙にも助けられて、どうにかこうにか「めでたし、めでたし」で終えることができたというところでしょうか。

青春の残像 



夕陽を浴びてカメラ手にポーズ
都城駅 昭和48年12月26日撮影


昭和48年4月、晴れて高校へ入学し、念願だった一眼レフカメラを手に入れました。一歩大人へと近づき、と学校が休みになるたび蒸気機関車を求めて九州へ出かけます。また最後の年となった中央西線関西本線などへも足蹴く通い、振り返ってみればこの一年が蒸気機関車を撮影していた中で、一番充実していた時だったのではないかと思っています。画像の方はそんな高校一年生、青春真っ只中の自分がそこにいます。
あれから44年、馬齢を重ねるばかりですが蒸気機関車への熱い想いだけは当時のまま、気がつけば還暦となってしまう自分がまたここにいるのです。

雨の停車場 



淡い蒸気を残し、夜桜列車は静かに去っていく
大井川鐵道 平成29年4月1日撮影

春の陽光 



硬い茶葉が新緑に覆われるのはもうすぐ
大井川鐵道 平成29年3月11日撮影

霜止出苗 



どこまでも広がる会津盆地の早苗田
只見線 平成28年5月28日撮影

夏草の鉄路 



気温が上がり、煙は完全燃焼
只見線 平成28年5月28日撮影


昨年のSL只見線新緑号、その名の通りの舞台の中をやってきました。今年の運転も楽しみです。

桜日和 



落花盛んな桜の並木にC11はぶらさがりで突入
大井川鐵道 平成29年4月16日撮影


ここからの本命は家山駅の発車。好天だったこの日、午後からは遅くなるほど光線が厳しくなるためこの列車を狙うことにします。桜の景色を眺めつつ、C11に煙はあるのか、はたまた煙はどこまで続いてくれるだろうかなどと思いを巡らせ、万全の態勢で待つこと一時間。やがて発車時間となりましたが、何故かその時まで前回のことは全く頭にないのです。駅からの汽笛がポーではなくピーと聞こえて、はっとしました。
JRさわやかウォーキング臨時SL列車復路でのお粗末な顛末。

桜の風情 



風が吹きハラハラと舞う
大井川鐵道 平成29年4月16日撮影

名残桜 



ひっそりとしたホームは春の盛り
大井川鐵道 平成29年4月16日撮影